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サイズが4.2x4x0.6（高さ）と業界最小で長寿命のカメラ付き携帯電話用シャッタスイッチ  アルプス電気は１８日、カメラ付き携帯電話用のシャッタスイッチとして、業界最小サイズと長寿命を両立する小型・薄型ダブルアクションタクトスイッチ「ＳＫＳＤシリーズ」を開発、今年９月下旬からサンプル出荷を開始すると発表した。 新製品は、携帯電話の薄型化とオートフォーカス機能の双方のニーズに応えたもので、長年培った成形技術による本体部の薄肉成形やプレス技術により、外形サイズ4.2×4.0×高さ0.6ミリメートルの小型・薄型を実現した。一度シャッタを軽く押すことで、焦点や撮影画像の確定を行い、さらに押し込むことで、画像を記録する動作によってオートフォーカス機能を実現する。 品質工学など、デジタルマニュファクチャリングを活用することで、様々なセット製品搭載時の使い方をシミュレーションし、ユーザーによる使い方のばらつきに対して強く、かつ動作耐久性を向上させる板バネ形状の最適化を図った。これにより、動作回数１０万回の長寿命を実現した。 ヒューマン・マシン・インターフェイスの開発コンセプトにより、良好な操作フィーリングを実現。１段階目は手ブレ防止を目的とした軽作動力タイプ（0.59N）。２段階目は小型・薄型ながら作動力を保ち（1.57N）、ユーザーに画像記録動作を感触として確実に伝達する。 サンプル価格は１０５円。生産計画は、コンポーネント事業部古川工場で０７年３月には月産１００万個を予定。 | ||||||||||||