電波プロダクトニュース



060414_01
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
4月14日060414_01 アルプス電気 変換部品 モータ・アクチュエータ
一般産業用

送液システム向け独自の圧電アクチュエータ技術を使った低消費電力・薄型圧電式ポンプ



 アルプス電気は13日、独自の圧電アクチュエータ技術により薄型化を実現した「圧電式薄形ポンプ」を開発、6月からサンプル出荷を開始すると発表した。圧電素子採用により、薄型・小型・軽量・低消費電力を実現し、独自構造により、高い吐出量と吐出力を達成。連続作動4万4千時間以上。サンプル価格は5万2500円。07年9月には、磁気デバイス事業部小出工場(新潟県魚沼市)で月産10万個の生産を予定。

 新製品は、液冷式冷却システム、燃料電池システムなどの送液システム向けに開発した。傾きなど、姿勢変化による影響が少なく、細く長い流路による圧力負荷に強い、低消費電力かつ軽量な薄型ポンプを、圧電素子の応用で開発に成功。

 磁気デバイス事業部が培ってきた磁気材料技術を応用し、薄型ポンプ向け圧電材料を開発、加えてグリーンシート法採用により、高性能で量産性に優れた圧電素子を実現。ダイヤフラムは、2枚の圧電素子を張り合わせたバイモルフ構造を採用し、大きな変位量と高い吐出量・吐出力を実現。独自のダイヤフラムやポンプ構造などにより、4万4千時間以上(連続作動)の長寿命を達成。低振動・低騒音を実現。自吸式採用により、ポンプ内に空気が混入した際に自動復帰が可能。内圧上昇による吐出量などの性能変化が小さい。

 外形サイズは、ポンプが34.0×38.0×8.0ミリメートル、ドライバが35.0×35.0×7.0ミリメートル。流量は250ミリリットル/min(無負荷時)。消費電力1.5ワット以下。

| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |