電波プロダクトニュース
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マルチホップ型センサーネットワーク「BIJYAKUーMAC]が構築できる微弱無線用専用IC 米インテグレーション・アソシエイツ社は、ZigBeeより低コストでマルチホップ型センサーネットワークが構築できる微弱無線技術「BIJAKU―MAC」を開発。同技術と外部に整合回路を必要としないシンプルな同社製微弱無線用ICと組み合わせて提供する。日本など、アジア地区での販売は、同社総代理店の菱電商事が行う。 BIJAKU―MAC技術は、メッシュ型ネットワークとも呼ばれるマルチホップ型ネットワークに対応する。通信デバイスが、バケツリレーのように、データを転送できる通信技術で、同通信では「ZigBee」が有名。 ZigBeeの規格策定で中心的な役割を果たした経験のあるインテグレーション社のブーペンダー・バーク副社長は「ZigBeeに比べ、BIJAKU―MACは、伝送距離が20メートルと短いが、消費電力性能に優れ、低コストでシンプルにシステム設計が行える」と自信をみせる。 また、BIJAKU―MACは、対ノイズ機能を備える。そのひとつが、同一信号を複数のチャネルで送信する機能。あるひとつのチャネルの周波数帯域でノイズが発生していた場合でも、異なるチャネルで正常に通信できるというもの。また、すべてのチャネルでノイズが発生し、正常に通信できない場合に備え、正常に通信できるまで繰り返し送信を続ける機能も搭載している。 BIJAKU―MACと合わせて提供する微弱無線用トランシーバICは、水晶部品以外に外部の整合回路を必要としない、独自の「EZRadio技術」を搭載。 消費電流は、スタンバイ時0・3マイクロアンペア、送信時8ミリアンペアを誇り、一般的な赤外線ICに比べても低い。伝送速度は毎秒256キロビット。サンプル価格は525円。 マルチリモコンなど |
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