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ノートPCやサーバー用エンハンストPWM方式のパワー・コントローラ  米アナログ・デバイセズはこのほど、エンハンストＰＷＭと、独自のＦｌｅｘモードアーキテクチャの活用により、部品点数を最小化するパワー・コントローラ「ＡＤＰ３１９２」を発表した。価格は1.30ドル（米国における1000個受注時の参考単価）。現在サンプル出荷中で、量産は５月を予定している。 このエンハンストＰＷＭは、既存のＰＷＭ（パルス幅変調）アーキテクチャを強化したもので、ループ・ゲインを増加することにより、負荷がステップ変化するときの過渡的な応答時間を改善する。さらに、このアーキテクチャは、あらゆるダイナミック・モード条件で正確な位相バランスを保つ。 ＡＤＰ３１９２は、１２ボルトの主電源電圧を高性能プロセッサが要求するコア出力電圧（0.5ボルトから1.6ボルト）に変換するために最適化されている。コア電圧情報については、プロセッサから直接８ビットのＶＩＤ（電圧識別）コードを読み取る。出力信号の位相関係は、最大４相の相補型降圧スイッチング・ステージの構築が可能。 さらに、高精度で高信頼性の短絡保護と調節可能な電流制限機能を備えている。４０ピンＬＦＣＳＰパッケージで供給される。主な用途は、ノートＰＣ、デスクトップＰＣ、サーバー、ゲーム機器など。 | ||||||||||||