電波プロダクトニュース
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低消費電力で高性能処理可能な8ビット演算コアを1024個集積したプロセッサ 【ニューヨーク支局】米IBMと半導体設計の新興企業、米ラポートは4日、8ビットの演算コア1024個と「パワーPC」コアをシングルチップに集積した高速・低消費電力プロセッサ「Kilocore1025」を発表した。 同プロセッサは、ラポートのコンピューティング技術アーキテクチャ「Kilocore」とIBMの「パワー・アーキテクチャ」をベースとしており、わずかな消費電力で高性能処理能力を提供する。これを利用することで低消費電力のモバイル機器でも現行プロセッサの5-10倍高速でライブ映像、HD(高精細)映像ストリーミングを視聴できるようになる。Kilocore1025は07年半ばに市場投入の予定。 ラポートの「Kilocore」は、多数の演算コアをチップに並列配置することで]来のプロセッサの欠点を補う。現在流通しているプロセッサの中では最も先進かつダイナミックなアーキテクチャで、携帯用ゲームや国土安全保障、サーバー・コンポーネンツ、画像処理、デジタル家電、小型のスパコンなど演算集約型アプリケーション向けにも応用可能だ。 ラポートは現在、256個の演算コアを搭載した「KC256」を提供している。同プロセッサは1ワット以下の消費電力で毎秒25ギガバイト以上の処理能力を実現するもので、ツール、開発プラットフォームとともに供給。 ラポートは「パワー・アーキテクチャ」向け技術開発促進団体パワー・オルグのメンバー企業でもある。 |
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