電波プロダクトニュース
060406_05
モバイルシステム性能を最適化する温度センサー付メモリーモジュール 独インフィニオンテクノロジーズは5日、リアルタイムの温度情報を使ってモバイルシステム性能を最適化する温度センサー付きメモリーモジュール「TS-on-DIMM(Thermal Sensor on DIMM)」を開発したと発表した。 このメモリーモジュールは、今後インテルが投入するモバイル・プラットフォームに対応した、業界初の温度センサー付きDIMMで、サンプル提供が始まっている。 TS-on-DIMM技術は、システム・コンポーネントの実際の温度状態に基づいてシステム性能を管理するインテリジェントな機能で、DIMMの温度が事前設定レベルを超えた場合にメモリーの動作速度を遅らせ、電力消費を抑制する。 同社のDRAMチップは、トレンチ型アーキテクチャを採用し、同等メモリー容量のDIMMによるテストではスタック型DRAMよりも20%低温で動作する。温度センサーを備えたSO-DIMMに発熱量の少ないインフィニオンのDRAMを組み合わせることで、減速機能が起動する可能性は少なくなり、最大限のシステム帯域幅が維持できる。 TS-on-DIMM製品は、1ギガバイト、667メガヘルツのDDR2 SO-DIMMとして一部のシステム・カスタマ向けにサンプル供給を始めており、少量注文時のサンプル価格は150ドル。今年後半には2ギガバイト品のリリースも予定されている。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト|
| ホームページへ戻る
|
次データへ
|