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業界最小の25ミリ角サイズの車載用モニタリングシステム向け魚眼CCDカメラ  アルプス電気は５日、車室内および車の周辺のモニタリングシステムに使用される「車載用魚眼ＣＣＤカメラ」として、業界最小サイズの製品（外形寸法25.0×25.0×高さ25.0ミリメートル）を開発したと発表した。魚眼レンズを用いることで通常、広角レンズでは撮影ができない死角をほぼゼロとすることができる。 今年５月開催のＡＬＰＳ ＳＨＯＷ２００６に出展する。年内にサンプル出荷を開始し、０８年頃をメドに量産開始を予定。 開発品は、同社が携帯用カメラや光通信用レンズモジュールなどの開発で培った光学設計や画像処理技術と、車載電装事業で蓄積した車載対応部品の設計・製造・生産技術を生かした車載用カメラ。車載用カメラとして要求される完全防水・防塵構造を確立し、かつ車用の使用温度範囲に準拠した設計となっている。同社独自の画像処理技術により、魚眼レンズ特有の歪みを補正して、見やすい画像の提供を可能とした。ワイドダイナミックレンジ、および高画素センサーに対応可能。 主な用途は、低速時のモニタリング（駐車支援・車側面確認・交差点での人や乗り物などの確認）、室内モニタリング（後部座席監視・車室内監視）。 フレームレイト３０ｆｐｓ。撮影角度は190°（水平方向）。電源電圧ＤＣ１２ボルト。使用温度範囲マイナス４０度-プラス８５度Ｃ。 | ||||||||||||