電波プロダクトニュース
060406_02
リチウムイオン電池駆動機器用1.8−5.5ボルト動作の昇降圧型パワーマネージメントIC 日本テキサスインスツルメンツ(日本TI、山崎俊行社長)は、リチウム・イオン電池で動作するマルチメディア機器の動作時間を延長する昇降圧型パワー・マネジメントIC「TPS63000」の出荷を開始した。 最近、HDDの搭載によりマルチメディアプレヤーなどで(回路負荷)3.3ボルト系の電源の電源要求が増大している。 今回開発されたDC/DCコンバータの新製品は、降圧/昇圧動作の自動切り替え機能を持ち、最低入力電圧1.8ボルト-5.5ボルトという広い入力電圧範囲で、最高96%の電力変換効率と最高1.2アンペアの出力電流を提供するのが特徴。リチウム電池内蔵の機器メーカーが要求する高エネルギー効率、バッテリ動作時間の長期化などを実現する。 小型3ミリメートル角のQFPパッケージで供給。標準的な3・3ボルト出力の高効率降圧型コンバータと比較して、バッテリ動作機器の動作時間を約28%も延長する。 TPS63000固定スイッチ周波数、PWM(パルス幅変調)技術を搭載し、同期整流方式によって単一セルのリチウム・イオン電池製品を高電力変換効率でサポートする。さらに、1.8ボルトの最低入力電圧から動作、TIの「OMAP」プロセッサ搭載の携帯電話やデジタルカメラなどの多様なマルチメディア機器、ポータブル機器などのアプリケーションで、より新しい高密度なリチウム電池を搭載できる。 |
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