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耐振動性と耐衝撃性に優れた車載ECUの電源ライン向け125度C対応のコモンモードフィルタ  ＴＤＫは３日、車載ＥＣＵの電源ライン向けにコモンモードフィルタ「ACM90V-701-2PL」を開発、中国の工場（生産能力は月間１００万個）で量産を開始したと発表した。サンプル価格は１２０円。 新製品は、ＥＣＵがエンジンルーム内に取り付けられるなど、過酷な環境条件での使用に応えている点が大きな特徴。 高耐熱絶縁被膜ワイヤの採用をはじめ、フェライトコアに高 強度材を使用するなどして耐振動性、耐衝撃性を重視。電極には、金属端子を採用するといった製品構造の検討・開発で、125℃対応を実現した。 サイズは9×7×4.3ミリメートル。コモンモードインピーダンスは７００オーム。定格電流は4-8アンペアで品揃え。新製品は、１９日から千葉・幕張メッセで開催されるＥＭＣ・ノイズ対策技術展に出品する。 | ||||||||||||