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30芯を越す信号数にも対応するデジタル機器内部伝送用0.5ミリピッチコネクタ  日本航空電子工業はこのほど、デジタル機器内部伝送用0.5ミリピッチコネクタ「FI-Rシリーズ」を開発、販売を開始した。コンパクトかつ多少ラフな取り扱いにも耐え、高速差動信号を伝送でき、３０芯を超える信号数にも対応する。 液晶ＴＶをはじめとする薄型テレビは、年々大型化が進み、ＬＣＤほか、ディスプレイモジュールへの情報伝送量が大きくなっている。また、ＴＶ、ＤＶＤ、プロジェクタなどの家電製品やプリンタ、基地局など、様々な市場アプリケーションの内部に、ＬＶＤＳをはじめとした高速デジタルシリアル伝送が使われるようになってきた。新製品は、こうしたニーズに対応して開発したもの。 特徴としては、端子ピッチ0.5ミリ、コネクタ高さ3.8ミリメートル。21/31/41/51芯に対応したコンパクト設計。プラグ側の大きな嵌合ガイドで、嵌合性良好。基板側には、嵌合側へもハンダ付け固定部があり、基板保持強度が良好。インピーダンス１００オームマッチング。シェル有無、基板側アングルタイプ、またはストレートタイプ、それぞれが自由に選択でき、基板パターン共有可能。メカニカルロック付き。ケーブルには圧着ディスクリート、ハンダ付け細線同軸、ＦＦＣタイプなど、用途に合わせて選択可能。ＬＣＤテレビ用ＬＣＤインターフェイスにおいて、ＶＥＳＡスタンダードコネクタ。 適用市場は、各種ＴＶ、ＳＴＢ、プロジェクタ、ＰＣ、プリンタなど。サンプル価格は１５０円。販売見込みは、月間２００万個。 | ||||||||||||