電波プロダクトニュース
060315_07
世界初の有機ELを光源とするプリンタヘッド セイコーエプソンは14日、世界で初めて有機ELを光源とするプリントヘッドの開発に成功したと発表した。 印刷機やプリンタなどに用いられている電子写真方式のプリントでは、レーザー方式およびLED方式が一般的である。 同社では、長年培ってきたプリント技術とディスプレイ技術の融合および住友化学との超高輝度有機EL材料の共同開発により、有機EL方式による書き込み技術を実現した。 この有機EL方式のプリントヘッド開発試作品による印刷テストの結果、従来のレーザー方式と比べ、同等以上の印字品質を得ているとのこと。 この技術は、ガラス基板上に直接有機材料を塗布するという工程により、光源を単一基板に直線性をもって形成するため、正確な位置に正確な量の光を照射することが可能となり、均一な画像を形成することができる。 またプリントヘッドの薄型化・小型化も可能と考えられている。 将来は、同社保有の低温ポリシリコンTFT技術の融合により、ICの内蔵化によるコストメリットとともに、印刷機の高解像化も可能になるとしている。 |
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