電波プロダクトニュース
060310_03
XMLベースの構成管理や遠隔管理をサポートするVoIP用チップ 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、VoIP(IP電話)の最新チップ「TNETV1061」を発表した。 TNETV1061は、音声およびネットワークの包括的なプロトコル群、各種コール機能、XMLベースの構成管理、および遠隔管理をサポートする。また、一般ユーザー向け製品に必要な音声チャンネル密度を確保しながら、セキュアRTPやSIP TLSなど、先進のセキュリティ機能も提供する。 さらに、TIの組込み型IP電話品質管理システムであるPIQUAを搭載しており、このシステムを利用することで、サービス事業者は、IPサービスをリアルタイムでモニターできる。 これは、音声品質パラメータをプロアクティブに評価し、変化するネットワーク条件に適応することで、加入者の使用体験をより向上させる。 同社の802・11b/g準拠チップセットTNETW1350Aとシームレスに接続することができ、アクセスポイント・ソフトウエアを標準搭載しているため、無線LAN機能付きのVoIP製品での使用にも適している。 また、同社のGプラスプラス技術をあらかじめ組み込んでいるため、従来の無線LANと比較し、伝送範囲は2倍に、スループットは1.5倍となる。 量産出荷は、今年第2四半期の予定。 |
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