電波プロダクトニュース
060306_02
10ピンLFCSPに封入した16ビット・クワッド・ チャンネルタイプなどnanoDACコンバータ8製品 アナログ・デバイセズはこのほど、小型化要求に対応する業界初のコンパクトな10ピンLFCSPに封入した16ビット・クワッド・チャンネルD/Aコンバータ「AD5664R」など、8製品のnanoDACコンバータを発表した。現在サンプル出荷中で、量産出荷は4月を予定している。 価格は、分解能とオンチップ基準電圧の有無によって、クワッド・チャンネル製品が5.49ドルから11.40ドル、デュアル・チャンネル製品が5.05ドルから6.90ドル(1000個受注時の参考単価)。 フラグシップ製品のAD5664Rは、基準電圧回路を含めて5ボルトで5ミリワットと優れた低消費電力が特徴で、PLCカードやアナログI/Oボード、基地局など、最小のボード・スペースで高い分解能が必要となる産業用や、通信機器に最適な製品。 1.25ボルトで5ppm/℃のオンチップ電圧基準に加え、4個の出力バッファ・アンプ付き16ビットD/Aコンバータを集積し、また、すべてのデバイスは、パワーオン・リセットとチャンネルごとのパワーダウン・モードを内蔵しており、クワッド・チャンネル・デバイスの場合で、デバイスの消費電流を5ボルトで480ナノアンペアに低減する。 デュアル・チャンネル・デバイスは、ハードウエアによるLDACおよびCLR機能を備え、オンチップ高精度出力アンプにより、レール・ツー・レール出力スイングを可能にする。パッケージは、10ピンMSOPでも供給される。 |
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