電波プロダクトニュース
060223_03
フラッシュベースの32ビットDSP高分解能タイプ4製品 日本テキサス・インスツルメンツはこのほど、C2000DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)シリーズに、フラッシュベースのコントローラ「TMS320F2809」「同F2802」と、カスタムROMベースのコントローラ「TMS320C2801」「同C2802」の計4製品を発表した。 F2802とC2801、C2802は量産中で、F2809は今年第3四半期にサンプル出荷、07年第1四半期には量産認定を完了する見込み。 これらのDSPは、産業、電化製品、医療、民生品のモーター制御やデジタル変換、インテリジェント・センサー制御に最適化されており、既存のTMS320F280xコントローラとハードウエア的にもソフトウエア的にも100%の互換性を確保している。 F2809は、オンチップのフラッシュメモリーがピン互換のF2808の倍に当たる256キロバイトとなっている。また、業界最高の150ピコ秒のPWM分解能を実現している。 TMS320C28xとTMS320F28xは、100キロヘルツの制御ループで16ビット、1.5メガヘルツで12ビットという画期的な高分解能PWM技術を搭載している。この高い分解能により、過渡応答が速くなり、リップル幅が削減される。 すべて32ビット幅のデータ・バスと高いパフォーマンス、高いコード密度が実現できる16/32ビット混合命令セットを持っている。さらに、オンチップADコンバータによる信号入力、エンコーダ、複数のタイマーおよびコンペアにより、最大16個の独立したPWM出力などを提供する。パッケージは、100ピンLQFPと100ボールBGAで供給される。 |
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