電波プロダクトニュース



060216_01
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
2月16日060216_01 ミツミ 半導体集積回路 汎用リニアIC 移動体通信機器用

レギュレータと静電保護機能を内蔵した2次電池保護IC



ミツミ電機はこのほど、レギュレータと静電保護機能を内蔵したリチウムイオン2次電池保護IC「MM3189」を開発、4月から量産を開始する。サンプル価格は100円。生産計画は、厚木事業所で4月から月産10万個を予定。

現在、リチウムイオン2次電池が携帯機器用電源として広く使用されている。最近は、残量検出ICやコピー製品排除を目的としてセキュリティICを電池パックに内蔵する例が増えている。これらの電池パックでは、残量検出IC・セキュリティICのデータ通信端子の静電保護対策や、電源用レギュレータが必要となる。新製品は、レギュレータ、高静電耐量インターフェイス回路を内蔵することで、外付け部品を不要とし、モジュールの省スペース化を実現している。

特徴は(1)レギュレータ内蔵により、残量検出IC・セキュリティICなどの電源として最適。過放電時には、レギュレータをシャットダウンし、消費電流を抑える(2)高い静電耐量(ヒューマンボディーモデル2000ボルト以上、マシンモデル200ボルト以上、気中放電15キロボルト以上)を持つインターフェイス回路を搭載し、モジュール入出力端子の静電保護素子が不要(3)MM3189をCOBモジュールに組み込むことで、さらに小型・薄型のモジュールの実現が可能。

なお、消費電流は、10マイクロアンペア typ(通常時)、0.1マイクロアンペア max(スタンバイ時VDD=2.0ボルト)。パッケージはVSOP-10。

| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |