電波プロダクトニュース
060126_02
キャパシタをオンチップで内蔵した高性能デジタルアイソレータ 日本テキサスインスツルメンツ(TI、山崎俊行社長)は25日、絶縁のためのキャパシタをオンチップで内蔵し、より高いシグナルインテグレーション(信号の完全性)と、高速のデータ伝送レートを実現する高性能のデジタル・アイソレータ「ISO721」の製品化を発表した。同日から量産出荷を開始。 新製品は、同社のキャパシタ集積技術および製造プロセスにより、既存のトランス結合型アイソレータ製品と比較して6ケタ以上高い(100万倍以上)電磁耐量を実現。また、高性能フォトカプラと比較しても消費電力が60%も低い。 継続動作電圧は、最高560ボルト-4000ボルト(ピーク)の過電圧過渡波形に耐えるアイソレーションによる回路保護を提供する。 「UL1577」、「IEC6074-5-2」、「CSAコンポーネント・コミッション・ノーティス5A」など、各種のアイソレータ標準規格に適合している。 同社は、FA、プロセス制御、データ・アクイジション・システムをはじめとする高電圧、高雑音環境における用途分野に対し高速、低消費電力、長寿命、さらにコスト削減に貢献という特徴により、フォト・カプラ市場からの置き換えを狙う。 同社は、この新製品を使った機器開発を容易にし、高速化するために評価モジュールやサンプルなど、豊富な開発サポートツールを提供する。 |
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