060126_03
パワーMOSFETのゲート駆動回路を集積した３相PWMコントロールIC  インターナショナルレクティファイアージャパン（ＩＲジャパン）は、パワーＭＯＳＦＥＴのゲート駆動回路を集積した３相ＰＷＭ（パルス変調）コントロールＩＣ「ＩＲ３０９４ＭＰｂＦ」のサンプル出荷を開始した。マイクロプロセッサ、ＡＳＩＣなどの周辺にDC-DCコンバータを配置する「負荷点電源」（ＰＯＬ）コンバータ向け。 新製品は、２つのパワーＭＯＳＦＥＴ（ＩＲＦ６６３７と同６６７８）３組と組み合わせることで、出力電流８０アンペアで３相のDC-DCコンバータが構成できる。従来、同DC-DCコンバータには、コントロールＩＣ１個、ゲート駆動ＩＣ３個、パワーＭＯＳＦＥＴ９個の計１３個のデバイスが必要だったところ、７個に削減できる。実装面積では、最大４０％程度の削減が可能。新製品は、７ミリ角の小型パッケージを採用している。 また新製品は、出力電圧0.85ボルト-5.1ボルトのDC-DCコンバータ向けで、内蔵するゲート駆動回路の出力電流は最大３アンペア。内蔵の0.85ボルト基準電圧源の精度は１％で、適応型の電圧調整機能を備えている。 サンプル価格は６４０円。 | ||||||||||||