電波プロダクトニュース
060119_04
10ギガビット/秒DWDM伝送に仕様に対応した世界最小のXFPタイプ光トランシーバ 富士通と富士通研究所はこのほど、10ギガビット/秒DWDM(波長多重)伝送仕様に対応した世界最小のXFPタイプ光トランシーバを開発、3月31日に富士通から販売する。 XFPタイプの光トランシーバは、国際的な業界標準である10ギガビット/秒MSA光モジュールの中で最も小型で、光インターフェイスと電気インターフェイスの着脱が可能であることから、次世代10ギガビット/秒光トランシーバとして注目され開発が進められている。 しかし、光送受信回路の小型化が難しいことから、XFPタイプで一括で多くの情報量を伝送できるDWDM伝送仕様の光トランシーバは製品化されていなかった。 今回、両社は独自の小型光送受信回路の開発や高周波・高密度実装技術の導入により、従来の大型DWDM伝送仕様光トランシーバの性能はそのままに、78.0×18.4×8.5ミリメートルと5分の1の大きさで実現した。 また、低消費電力光デバイスおよび効率の良い放熱機構の採用により発熱を抑え、従来品に比べ4ワット以下と、約40%消費電力を削減している。 さらに、着脱時の特性変化が少ない光インターフェイス部の構造や電源オン状態でも挿抜ができる電気インターフェイスの開発により、既存のXFPタイプのトランシーバと今回の製品の交換が容易にできる。 この製品は、SONETなどの通信装置向け(9.95ギガビット/秒)と10ギガビットイーサネットのデータコム装置向け(10.3ギガビット/秒)の両方に使用可能である。 |
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