電波プロダクトニュース
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携帯電話のピンしゅう動部に板バネを組み込んだ板バネ結合型ピンコネクタ
ヨコオは19日、携帯電話電源用コネクタへの高接触信頼性ニーズに対応し、ピンしゅう動部に板バネを組み込んだ複合タイプのコネクタ「板バネ結合型ピンコネクタ」を開発、今月からサンプル出荷を開始すると発表した。3月から量産を開始し、06年度には、中国工場(東莞市)で月産400万ピンの生産を予定している。 同社は、微細精密加工技術を駆使した独自構造を持つスプリングコネクタ(SPC)を開発・投入し、国内外の携帯電話の電源・信号用を中心に生産を拡大している。 携帯電話電源用コネクタへの顧客ニーズとして、省スペース化のために同一用途での搭載ピン数は減少傾向にあり(1ブロック5ピンから3ピンへの変更など)、かつ1ブロック当たりの要求仕様は従来以上に厳しくなり、セットの嵌合ガタを吸収し、筐体の強度低下に伴う落下などの衝撃に強く、接触抵抗が低く、安定している高信頼性接触が求められている。 新製品は、こうしたニーズに対応したもの。ピンしゅう動部に板バネを組み込んだ複合タイプのピンを使用したため、内部の接触が多接点であり、ストロークによらない一定の接触力を実現(特許出願中)。嵌合状態にかかわらず内部接触の安定が可能。内部多接点構造による低接触抵抗(初期30ミリオーム以下)を実現。強い衝撃を受けても瞬断が発生しない。 主な仕様は、定格12ボルト 2アンペア。接触抵抗30ミリオーム Max。接触力1.1±0.25N。絶縁抵抗100メガオーム Min。3mA(Max)leakage。 |
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