電波プロダクトニュース
060117_05
ネットワーク機器接続用途の光トランシーバー用TOSAおよびROSA セイコーエプソンはこのほど、ネットワーク機器間の接続に用いられる光トランシーバ用TOSA(トランスミッタ・オプチカル・サブアセンブリ)およびROSA(レシーバ・オプチカル・サブアセンブリ)を開発、4月からサンプル出荷を開始する。 新製品は、1ギガビット/秒から4.25ギガビット/秒までのギガビットイーサネット、ファイバチャンネル規格に準拠した850ナノメートル光トランシーバをターゲットとして開発した製品で、ネットワーク機器間の高速化に対応することができる。 送信に用いられるTOSAは、静電気保護用ダイオードを内蔵したVCSEL(面発光型半導体レーザー)を使用しており、700ボルトの高静電耐圧を実現している。VCSELの信頼性を低下させる静電気に対する脆弱性を改善したことで取り扱いを容易にした。 高精度調芯組立技術による高効率での光ファイバ結合の実現により、-20℃から80℃で安定に動作する。 受信用に用いられるROSAは、GaAs PINフォトダイオードとプリアンプを内蔵したモジュールで、最小受光感度は-17デシベルメートル(4.25ギガビット/秒)。これらの商品により、拡張温度範囲に対応したVCSEL光トランシーバを容易に実現することができる。 対応光ファイバはGI型マルチモードファイバ、光コネクタはLC(IECスタンダード対応)となっている。 なお、新製品は、18日から東京ビッグサイトで開催される第6回FOE2006に出展される。 |
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