電波プロダクトニュース
060117_04
付加価値型サービスや機能の開発を可能にする通信ネットワーク用統計エンジン 米IDTは16日、新たな付加価値型サービスや機能の開発を可能にする“統計エンジン”(Statistics Engine)を発表した。06年第2四半期(4-6月)からの出荷を予定。 近年、インターネットなどのサービスの高度化で、通信ネットワーク上における通信量の急拡大に伴い、課金のために正確な統計情報(パケット処理)収集が必要になってきている。 このため情報の入/出口部分に当たるエッジ/アクセス機器には大量のユーザー・トラフィック(追跡)が求められる。しかし、現在のNPUやASICでは処理能力に限界がある。 今回IDTが開発した統計エンジンは、NPF「ネットワーク・プロセッサ・フォーラム」準拠のLA-1(ルック・アサイド・インターフェイス)を備え、NPU、FPGA、ASICなどで行う統計情報とトラッキング機能をオフロードする製品。これにより、ネットワーク・プロセッサとパケット・プロセッサの負荷を軽減、差別化に必要な機能に特化している。 ターゲット・アプリケーションは、10ギガビット・ファースト・イーサネット・スイッチ、テラビット・ルーターなど。 「IPネットワークの強化につながる高速・高性能を実現する製品分野。日本市場においてもASSP、リファレンス・ボードを提供できる技術力を持つ販売代理店と協業、受注拡大に取り組む」(日本法人・神山渡社長)。 |
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