電波プロダクトニュース
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電源オン/オフとモード選択を1つの筐体で実現した信号回路付ロータリータイプ電源スイッチ アルプス電気は12日、全自動洗濯機など、家電向け電源のオン/オフとモード選択を1つの筐体で実現する信号回路付きロータリタイプ電源スイッチ「SDKUシリーズ」を開発、今月からサンプル出荷を開始すると発表した。 サンプル価格は315円。2月から量産を開始、8月には無錫アルプスで月産20万個の生産を予定。 家電の電源オン/オフやモードの選択方法は、国や地域により異なる。洗濯機では、日本は電源オン/オフや洗濯物の量などのモード選択は、多くはパネル上のボタンで行うが、欧州では1つのダイヤルで電源オン/オフから衣類の種類、水温調節まで、多種のモード選択を兼用するセットが増えている。ダイヤル方式では、ダイヤル機能のための部品設置とともに、電源オン/オフおよびモード選択のための配線を機器内で引き回す必要があった。 新製品は、1つの筐体で2つの機能を実現する信号回路付きのロータリタイプ電源スイッチ。長年培ってきたインサート成形技術により、上部は電源スイッチ、下部でモード選択のためのエンコーダ機能を実現。モード選択機能を果たすエンコーダ部分は、独自の設計技術により、重トルク感と一定角度ごとのクリック感を出すディテント機構により、良好な操作感や操作信頼感を与える。 エンコーダ機能部分は、しゅう動接点構造を採用。動作耐久性と耐環境に優れた接点構造を実現した。外形寸法は30.2×32.1×29.6ミリメートル。 用途は、洗濯機や乾燥機のメーン電源とモード選択の兼用ダイヤルスイッチなど。 |
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