電波プロダクトニュース
060105_01
硫化ポイントを特殊材料で保護した耐硫化型チップ抵抗器 北陸電気工業は、チップ抵抗器事業で高付加価値化戦略を強化している。新たに耐硫化型チップ抵抗器「CRS/LCRSシリーズ」を開発し、サンプル出荷中。量産対応を展開している。 同シリーズは、チップ抵抗器の硫化ポイントを特殊な材料で保護することで、硫化に強く(硫化に対しての推定年数約80―100年)、硫化発生による抵抗値断線を防ぐことができる。 メタルグレーズ系の厚膜材料を用いているため、耐熱性、耐候性にも優れている。 サイズは1005、1608、2012、3216、3225、5025の6サイズを用意。 一般品「CRSシリーズ」(定格電力は0.1、0.125、0.25ワット)のほか、0.1-0.91オームの「LCRSシリーズ」(定格電力は0.1、0.125、0.25、0.5、0.75ワット)を品揃え。 電源周辺部の回路をはじめとする硫化現象を引き起こす可能性のある回路に適する。 同社はチップ抵抗器として、0603サイズ品など、高密度実装化を推進するための小型化シフトはじめ、電流検出用途に対応した低抵抗チップの品揃えを拡充。さらに過電流対応になどのヒューズチップなど、高付加価値化戦略への取り組みを強めている。今回の耐硫化型チップの拡販強化もその一環である。 |
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