電波プロダクトニュース
041221_04
コーニスのHDD 日本モレックス(神奈川県大和市深見東1―5―4、廣川克巳社長)はこのほど、液晶テレビやプラズマテレビなどに最適な、2層ラミネート方式採用の「高速伝送用0.5ミリピッチFFC/FFCコネクター」(特許申請中)を開発した。独自の設計により、小型で十分な高速伝送特性を達成するとともに、従来のFPC接続と比較して大幅なコストダウンが可能。06年6月期中の量産ライン確立を目指す。 開発品は、同社先端技術開発部が開発したもの。液晶テレビやプラズマテレビなど民生機器のデジタル化に対応する、2層1括ラミネート方式を用いた高速伝送用0.5ミリピッチFFC(フレキシブルフラットケーブル)およびFFCコネクター。 今回開発したFFCは、特性インピーダンスを差動100Ωに設定しており、ケーブル長100ミリメートルで3.5Gヘルツ時の減衰量をマイナス3dB以下とした。 信号線とグランドを一括でラミネートする、2層式を採用したこのFFCは、従来の信号ラインを絶縁フィルムでラミネートした後、その外部にグランド層となる導電性フィルムを巻き付けるか、貼り付ける方法と比較して大幅な製造工程の削減を実現している。 また、従来の工法では困難だった長尺の高速伝送用FFCも容易に生産することが可能となった。 FFCコネクターは、アクチュエーターにグランド端子などを設けることで、既存品と同様のサイズ(同社比)で高速伝送性能を満足している。 50%コストダウン コスト面については、従来の電線による接続方式と比較し、約50%のコストダウンが図れる(同社比)。製品化については、2006年6月期中の量産ライン確立を目指す。 |
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