電波プロダクトニュース
041125_05
3Dグラフィックスソフト ルネサス テクノロジ(長澤紘一会長&CEO)はこのほど、携帯電話システムのマルチメディア・アプリケーション開発向けに、ハイエンド・アプリケーションプロセッサーSH―Mobile3用の3Dグラフィックスソフトウエア「OpenGL ESライブラリ」を開発、12月から提供を開始する。 このライブラリは、μITRON4・0仕様OS(基本ソフト)上で動作する。3Dグラフィックスのプログラミングインターフェイス仕様であるOpenGL ES V1・0に準拠し、Common―Lite ProfileとCommon Profileの両プロファイルをフルサポートしている。業界標準のAPIに準拠していることで、3Dアプリケーションの開発効率の向上と短期開発を実現できる。 また、SH―Mobile3に内蔵している高性能3DグラフィックスアクセラレーターPowerVR MBX―Liteの性能を最大限に引き出すよう最適化している。 これにより標準API仕様に準拠しながらアクセラレーターの最大動作周波数54Mヘルツ時で50万ポリゴン/秒以上の性能を実現する。 これはQVGAサイズの画面で高品質な3Dグラフィックスを実現するのに十分な性能で、多彩で高度な3Dアプリケーションを容易に開発できる。 |
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