041125_06
汎用性が高く高接触信頼性、小型2方向タイプ検出スイッチを開発。 
アルプス電気は24日、左右2方向の検知が可能で汎用性が高く、かつ高接触信頼性を実現した小型2方向タイプ検出スイッチ「ＳＳＣＭシリーズ」を開発、12月下旬からサンプル出荷を開始すると発表した。 サンプル価格は、150円。生産計画は、コンポーネント事業部古川工場（宮城県古川市）で06年2月には月産200万個を予定する。 新製品は、ＤＶＤやデジタルカメラなどの各種機器のメカニズム動作検出や、デジタルカメラ、ＤＶＣなどのモード切り替えやズーム操作などの用途向けに開発したもの。左右2方向の検知が可能で、スライドによる左右方向の検知や回転動作など正逆回転の検知ができる。これにより、セットの製品設計において使い勝手が良く、高い汎用性を発揮する。 固有の精密加工技術を応用することにより、固定接点を両側から挟み込むクリップタイプの両面摺動接点構造を採用し、塵、ホコリなどの異物や振動、衝撃に強く、高い接触信頼性を実現している。外形サイズは、5.0×4.0×高さ1.5ミリメートルの小型・薄型化を達成した。リフローハンダに対応。 回路構成は、1回路2接点。接触抵抗は、初期2Ωｍａｘ／寿命後5Ωｍａｘ。作動力は0.35Ｎｍａｘ。動作寿命5万回。 |
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