電波プロダクトニュース
041111_02
90ナノメートルプロセスのFPGA 米ザイリンクス社はこのほど、業界で最も低い消費電力を実現した90ナノメートルプロセスのFPGA Spartan―3Lファミリー「XC3S1000L」(100万システムゲート)と「同1500L」(150万システムゲート)を発表した。価格はそれぞれ14ドル以下、22ドル以下に設定されている。価格は25万個購入時の単価。「XC3S4000L」(400万システムゲート)も年末に供給の予定。 このFPGAは、低消費電力とともに静止時消費電力を最高98%も低減しており、システムの冷却系や筐体の低コスト化と信頼性の向上を図ることができる。 また、低消費電力とプロセス技術改良による静止消費電力の低減というメリットを組み合わせて、このクラスで最も低いトータル消費電力での動作が可能で、ハイパーネートモードは2段階の消費電力削減効果が得られる。 これは静止消費電力で、最高68%低減するスタンバイ・モードと同等規模のSpartan―3デバイスよりも、静止時消費電力で、最高98%の低消費電力化を可能にするパワーマネジメントモードでの、電力削減が可能である。 |
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