電波プロダクトニュース
041026_05
マイクロ外部アンテナ 原田工業(東京都品川区、原田修一社長)は、20日からスタートした移動体端末向けのモバイル放送の受信機用マイクロ外部アンテナ「MTANT―P2」=写真=をこのほど発表した。11月に予定されている受信端末機の本格的な発売に合わせて出荷の方針だ。 モバイル放送は衛星から2.6Gヘルツの周波数帯の電波を使用し、専用の携帯端末や車載用端末などのモバイル端末で、新幹線や自動車など高速移動中も受信できる。また、衛星の電波を「ギャップフィラー」と呼ばれるアンテナで中継するため、ビル陰や屋内でも受信が可能となる。カーナビなど車載端末と接続したり、PDAや携帯電話などと一体化させることによって、いつでもどこでも放送を視聴することができる仕組み。 「MTANT―P2」は、アンプを内蔵したマグネットタイプ。車載用として車のバックミラーの裏側などにつけられる。モバイル放送の開始に合わせ、まず10台限定で製作した。 同社は車載用アンテナなどで高いシェアを誇り、強みを発揮している。情報通信機器営業グループの市場開発・企画担当責任者の大森成高氏は「モバイル放送に向けた取り組みをスタートさせて4年になる。新規分野として今後注力する」と語っており、今回の受信機用マイクロ外部アンテナのほかに従来から取り組んでいるギャップフィラーなどもモバイル放送の盛り上がりに合わせて販売を強化していく。 |
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