電波プロダクトニュース
041025_02
LEDドライバー 日本プレシジョンサーキット(NPC、五味佳文社長)は、外付け部品削減のため出力過電圧保護回路を内蔵した白色LEDドライバー「SM8122AH」を開発、11月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は200円。05年1月から量産出荷、月産100万個を予定。 近年、携帯機器のカラー液晶(LCD)パネル用バックライトとして、白色LED(発光ダイオード)が急速に普及している。 そこでは、LED輝度のバラツキ低減、高効率、低消費電力、省スペースなどが、白色LEDドライバーICに、求められるようになってきた。 今回、NPCが製品化した「SM8122AH」は、これまで外付けしていた出力過電圧保護用のツェナーダイオードを削減するため、保護回路を内蔵。さらに、低いインダクタンスを使用、小さなコイル外形とするため、コイルのスイッチング周波数を従来品の「SM8121AH]の2倍に相当する2Mヘルツにした。 電力効率向上のため、スイッチングレギュレーター方式を採用、高速スイッチングと自己消費電流削減を両立することで、85%を超える高効率なドライバーを実現している。 最大25Vの出力電圧を得られるため、直列接続された2―6灯の白色LEDを点灯できる。 LED輝度のバラツキ低減は、LED直列接続手法と基準電圧などの高精度化手法の2つによる。昇圧制御にはPWM方式を採用。また、SOT23―6ピンの小型パッケージを採用、外形寸法を3.0×3.1ミリメートル(最大)に抑えた。 |
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