電波プロダクトニュース
041013_02
オーディオ用DSP 米フリースケール・セミコンダクター(テキサス州オースティン)は、車内や家庭のリビングで高音質のハイファイ機器を可能にするオーディオ用DSP(デジタル信号プロセッサー)「DSP56374」の量産出荷を開始した。同DSPはフリースケールのデジタル音声市場への取り組みを強化するもので、車載機器や一般消費者用電子機器市場にとって重要な動作速度、メモリーなどを十分考慮したプロセッサー。 DSP56374は同社のDSPファミリー「56000」「56300」ともコードの互換性を保ち、コードの再生により製品の開発時間を短縮することができる。 同DSPはまた、複数の等化、圧縮、スピーカー補正、トーンコントロール、フェードバランス機能、音場処理などのアルゴリズムをROMに内蔵している。 主な特徴として150Mヘルツのクロック速度で、150MIPS(=毎秒1億5000万回の命令回数)、アーキテクチャーコアとして「Onyx」を搭載、18K×24RAM、28K×24ROM構成。 同DSPはすでに量産体制にあり、56374AFは1万個購入時、単価4.73ドル、56374AEは同4.53ドル。 同社はモトローラの半導体部門子会社で、年商(2003年)は49億ドル、従業員2万2000人。87年に初めて24ビットDSPを発表している。 |
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