040922_04
32ビット汎用マイコン 
沖電気工業はこのほど、世界で初めてＵＳＢ２・０とハードディスクドライブ（ＨＤＤ）のインターフェイスを搭載したＡＲＭ９４６Ｅをコアとする汎用１チップマイクロコントローラー（マイコン）「ＭＬ６９６２００シリーズ」＝写真＝2機種を開発。11月からサンプル出荷、2005年1月に量産出荷を開始し、2005年度に月40万個の販売をめざす。 ＭＬ６９６２００シリーズは、512ＫＢのフラッシュＲＯＭ内蔵の「ＭＬ６９Ｑ６２０３」（価格＝3,000円）とＲＯＭを内蔵しない「ＭＬ６９６２０１」（同2,500円）の2機種がある。2機種ともＡＲＭ９４６Ｅをコアとし、同社のシステムＬＳＩ統合開発プラットフォームμＰＬＡＴ９４６Ｅ８８をベースに開発された32ビット汎用マイコンである。 従来別々のチップであったＵＳＢ２・０インターフェイス、ＨＤＤやＰＣ―ＡＴＡカードの標準規格ウルトラＤＭＡ６６に対応したＡＴＡ／ＡＴＡＰＩインターフェイス、スマートメディア・スタンダード２０００に準拠したＮＡＮＤフラッシュインターフェイスを１チップに搭載しているため、ストレージ機能が必要な携帯機器に使用でき、小型・軽量および低消費電力化が可能になる。 |
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