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1チップマイコン 
ルネサス テクノロジ（長澤紘一会長＆ＣＥＯ）はこのほど、インバーターやＡＣサーボなどの産業機器、ネットワーク家電やデジタルＡＶ機器、液晶プロジェクターなどのＯＡ・民生機器向けに、最大動作周波数80ＭヘルツのＳｕｐｅｒＨファミリー「ＳＨ７０８０シリーズ」を合計5品種製品化、11月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は1,733円から2,415円（税込み）。2005年4月から月2万個（合計）で量産を開始し、12月には月20万個（合計）を予定している。 新製品は、従来品ＳＨ７１４４シリーズの後継製品で、32ビットのＣＰＵコアＳＨ―２を搭載。最大周波数を従来品の50Ｍヘルツ動作に対して80Ｍヘルツと高速化し、1.6倍の性能向上を実現している。また、先端のフラッシュメモリーテクノロジーによる常時1サイクル（12.5ナノ秒）アクセス可能な高速フラッシュメモリーを最大512ＫＢ搭載している。 さらに従来は電源電圧が3.3Ｖだけであったが新リーズは電源降圧回路を内蔵しており、3.3Ｖまたは5Ｖの単一電源で使用できる。これにより、外付け電源回路やレベルシフタなどの周辺ＩＣの削減ができ、機器のコスト低減が可能である。 そしてシングルチップマイコンでありながら、外部にフラッシュメモリーやＳＤＲＡＭなどのメモリーを直接接続可能なメモリーコントローラーや3相ＰＷＭ出力が可能なマルチファンクションタイマーパルスユニットを内蔵。 パッケージは、従来品の2種類から100ピンＴＱＦＰ、112ピンＬＱＦＰ、144ピンＬＱＦＰ、176ピンＬＱＦＰの4種類に拡大。 |
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