電波プロダクトニュース
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LEDドライバー パワー、コネクト、プロテクトICソリューションの業界リーダー、米マイクレルはこのほど、極めて小さなフットプリント(設置面積)の中で高出力を出すよう設計された1.2Mヘルツパルス幅変調(PWM)方式のDC/DC白色LED(発光ダイオード)ドライバー、MIC2291を発表した。 MIC2291は、最新のカメラ付き携帯電話やPDAなど高電流フォトフラッシュLEDドライバー向けに最適化されている。同チップは現在サンプル出荷中で、量産品は12週間内に出荷される。デバイスは2ミリ×2ミリ角MLF―8LとシンSOT23―5Lパッケージの選択肢で入手でき、それぞれ1K個販売時1.27ドルと1.20ドルである。鉛フリー製品のオプションも提供される。 マイクレルのトニー・グリゼール電源製品マーケティング・マネジャーは「MIC2291は、LEDドライバーにはもっと大きな出力が必要だが、これまで以上に大きなDC/DCコンバーターを使うボード面積はいやだという顧客に対する回答である。MIC2291は、より大きなDC/DCコンバーターが要するボード面積のちょうど半分を使うだけで、現在市販されている競争製品の白色LEDドライバーの3倍までの出力を提供する。 MIC2291は、マイクレル独自の自社プロセスを使って製造されており、1A以上の電流を処理することができる34Vスイッチを内蔵している。この高電圧と高出力という組み合わせによって、カメラ付き携帯電話やPDAアプリケーションに広く使われている高電流フォトフラッシュLEDを簡単に点灯させることができる。内部電流制限、熱遮断、出力動作過電圧保護など、最高水準の保護機能が保証されている。 同社のマーク・ランスフォード副社長(セールス担当)は「今日の民生用製品は、最新の携帯電話やPDAを含めて、フォトフラッシュ能力を求める製品が多くなっている。さらに、顧客はこれら新しい製品が可能な限り最小サイズになることを望んでおり、わが社の顧客にとってもフットプリント上の難問が突きつけられた。マイクレルのMIC2291は、極めて小さなフットプリントで、ほかにはない高性能を提供する経済的な新しいICである」と語った。 きは最先端の高性能通信、クロック管理、イーサネット・スイッチ、物理層トランシーバー、混合信号、アナログ、電源ICの有力メーカー。 |
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