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1チップオーディオプロセッサー 
新日本無線は、ＰＤＰ／液晶テレビ向けに、オーディオプロセッサー「ＮＪＷ１１８０」を開発、サンプル出荷を始めた。10月から月産50万個で量産に入る。サンプル価格は350円。 新製品は、音場効果を高めるＳＲＳラボ社の音響技術「ＷＯＷ」と、ボリューム制御、トーンコントロール、4系統の入力セレクター、ＡＧＣ（自動ゲインコントロール）機能などをワンチップにした製品。 これまでは、これらの機能を2チップで供給してきたが、薄型テレビの開発が主流になり、限られたスペースの中で、小型スピーカーでもいい音を再現したいという設計者の要求に応えた。 ＷＯＷには、2本のスピーカーで臨場感ある音を再現するサラウンド技術「ＳＲＳ ３Ｄ」や、音質を整える「ＦＯＣＵＳ」、重低音再生に効果のある「ＴｒｕＢａｓｓ」の機能が含まれている。 また、ボリューム制御には、ボリューム減推量マイナス70時に、左右バランスがプラスマイナス1.0デシベル以下と、高精度特性のＶＣＡ（ボリューム・コントロール・アンプ）を採用した。 動作電源電圧は8―13Ｖ、パッケージはＱＦＰ４８で供給する。 |
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