電波プロダクトニュース
040707_01
プロセッサーコア 富士通はこのほど、MMU(メモリー管理ユニット)を搭載したFR―Vプロセッサーコア「FR450」を新たに開発。このコアとビデオ、オーディオ、通信などの周辺機能をワンチップ化したSoC(システム・オン・チップ)「MB93461」(税別サンプル価格=4,500円)を製品化、6日から販売活動を開始した。販売目標は2004年度に100万個。 今回開発したFR450コアは、MMUサポートの標準的なLinuxにFR―Vファミリーとして初めて対応したプロセッサーコアで、同社がこれまで提供してきたメディア処理プロセッサーFR405の上位互換品。MB93461と同時に開発したブリッジチップ「MB93441」(税別サンプル価格=1,350円)「MB93443」(同1,050円)により、デジタルAV機器システムの高機能化、小型化、低コスト化、および低消費電力化に対応していく。 また、レッドハットが、「FR450シリーズ用Linux」と組み込みシステム環境「GNUPro」のサポートサービスを提供する予定。これによりMB46931を利用するユーザーは、PC上で動くLinuxに匹敵する移植性の高い開発環境を利用でき、カスタマイズが容易で通信機能やマルチメディア処理に優れたコンパクトなLinuxシステムを開発できる。 主な用途は、テレビ、高機能プロジェクター、IPテレビ電話機、携帯メディアプレヤーなどのデジタルAV機器。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト
|
|
ホームページへ戻る
|
次データへ
|