電波プロダクトニュース
040630_08
スプリングコネクター ヨコオは、微細精密加工技術を駆使したスプリングコネクター(SPC)を開発、市場投入し、国内外の携帯電話の電源・信号用に幅広く採用されている。 最近の携帯電話では、インターネット接続やメール送受信機能の拡大、カメラ搭載などの多機能化や、LCDパネルのカラー化・大型化が進む一方で、機器の小型・軽量化に向けた開発が進み、携帯電話用コネクターに対しても、低背でありながら高ストロークの特性を有し、セットの嵌合ガタを吸収する高信頼性接触のニーズが顕在化していた。 ストローク0.9ミリ 新製品はこうしたニーズに対応したもので、同社従来品の低背タイプSPCと比較して高ストロークを実現。チューブ長2.1ミリメートルの場合、ストロークは従来より0.2ミリメートル長い0.9ミリメートルを達成した。同時に、ヘッダー加工技術により、従来品の機構精度・性能を維持した構造とした。 主な仕様は、定格12V 2A。接触抵抗50mΩ Max。接触力1.1プラスマイナス0.25N。 同社のSPCは(1)高耐久着脱機能(2)省スペース設計(3)カスタム製品による設計自由度(4)組立てが容易などの特徴を持ち、現在、SPC全体での月産体制は4500万ピンに増加している。 |
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