040618_04ミツミ

040618_04
　

日付		メーカー名	製品分類	分類	用途
6月18日	040618_04	ミツミ	変換部品	制御用モーター

ブラシ付きDCモーター

　ミツミ電機は、今年度（2005年3月期）は小型モーター事業で大幅な数量拡大を見込む。ブラシ付きＤＣモーターは、インクジェットプリンターやＤＶＤ用に好調に生産が拡大しており、今後は車載電装市場への展開も強化する。ステッピングモーターは、マルチファンクション用などを中心に今期は前年比2割の数量アップを目指す。ブラシレスモーターについても、今秋以降、外販売上げが増加していく見通し。

同社は、小型モーターについては、ＤＣミニモーター、ステッピングモーター、ブラシレスモーターを柱に、小型・軽量化、高出力トルク、高信頼性、低コストなど、ユーザーニーズに応えたラインアップを図っている。

ステッピングモーターは、ＯＡ機器向けに高いシェアを持ち、マルチファンクション用などを中心に、受注が増加している。φ8ミリ以下の小径タイプの品種拡充にも力を入れる。レーザープリンター用では、φ49ミリタイプに加え、φ55ミリタイプのＭ５５ＳＰ―２Ｋを開発、販売を強化する。 φ35ミリ薄型タイプのＭ３５ＳＰ―１１ＮＫは、マルチファンクションのスキャナー読み取り用などで受注が拡大。

また、Ｍ４２ＳＰ―１４ＮＫは、ステップ確度1.875度を実現した薄型・高分解能タイプで、ステーター1体成形により、静音性に優れている。ブラシ付きモーターは、インクジェットプリンターやＤＶＤ（プレヤー／レコーダー）用を中心に、今期4月以降は約1割増のペースで販売が拡大している。特に今後はＤＶＤレコーダー用途での拡大を目指す。ＤＶＤプレヤー用では、これまで主体だったローディング用、スレッド用に加え、スピンドルモーターの新製品開発を強化する。自動車電装関連についても、2―3年先を見据えた取り組みを図っていく。ブラシレスモーターは、書き込み系光ディスクドライブのスピンドル用などに向けた販促を強化し、下期以降の拡大を計画する。