電波プロダクトニュース
040612_05
PWMコントローラー 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、高密度、高効率コンバーター向けのプライマリー制御型PWMコントローラー「UCC2540」を発表した。現在、量産出荷中で1000個受注時の単価は1.85ドル。 このUCC2540は、電圧モードの同期整流方式降圧コントローラーで、プラスマイナス3AのTrueDriveデュアル機能を持つ初のプライマリー制御型のコントローラー・デバイス。外部設定により最高50Aの出力電流、最小0.7Vの出力電圧を供給可能なマルチ出力ステージを実現できる。また、通常のデバイスが電源入力5Vラインを使用するのに対し、UCC2540は2.7Vから35Vと広い入力電圧範囲をサポートし3.3Vバスで動作可能である。 さらに駆動用の外付けNチャンネルMOSFETを最高1Mヘルツまでのスイッチング周波数で同期して駆動でき、インダクターおよびコンデンサーを小型にできる。 この製品は、マルチ出力電源のSSPR(2次側電源のプリレギュレーター)として出力を発生する回路に最適であり、原稿のSSPRトランジスターまたはマグアンプを使用するものよりも高い電源効率を実現する。パッケージは、熱抵抗と放熱特性に優れた20ピンHTSSOP PowerPADパッケージで供給される。 |
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