電波プロダクトニュース
040603_01
ADコンバーター 日本テキサス・インスツルメンツは2日、携帯基地局や医療機器などの高速信号処理アプリケーション向けに高速ADコンバーター「ADS5500」ファミリーを五製品発表した。現在サンプル出荷中で量産は2004年第3四半期を予定する。 新製品は昨年同社が発表した分解能14ビット、変換速度125MIPS(100万サンプル/秒)の「ADS5500」製品に続くもので、低消費電力、高速処理といった市場のフィードバックを取り入れ製品化された。 80、100、125MIPSの変換速度を備える2種類の14ビット品と3種類の12ビット品で構成、すべてピン互換で提供される。0.18μmのCMOSプロセスを採用、競合製品の約半分の消費電力を実現していることが特徴。 14ビットの「ADS5541」は、105MIPSの変換速度、71dBのSNR特性で710ミリWという低消費電力を提供する。「ADS5520」(12ビット、125MIPS)は740ミリW、「ADS5521」(12ビット、105MIPS)は700ミリW。 パッケージは64ピンTQFP PowerPADで提供される。評価モジュール(EVM)も供給中。価格は「ADS5541」が9,000円(1000個受注時の単価)、「ADS5520」が7,800円(同)、「ADS5521」が7,200円(同)。 |
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