電波プロダクトニュース
040514_02
ワンチップLSI 沖電気工業は13日、家庭の照明や空調、セキュリティネットワークなどに適した、近距離無線通信規格「ZigBee(ジグビー)」対応のIEEE802・15・4完全準拠ワンチップLSI「ML7065」=写真=を開発、サンプル出荷を始めると発表した。2005年度には100万個の出荷を計画、全世界で50%のシェアを目指す 新製品は、米コンプエクセス社から技術導入し、沖電気が開発した。ジグビーは、主に家電製品間のデータ転送を目的に開発された規格。データ転送速度は最大250Kbps、伝送距離は最大30メートルと、ブルートゥース規格に比べ低速、短距離だが、単3乾電池で約2年間駆動するなど、ローパワー、低コストが特徴。1つのネットワークに最大6万4000個の機器を接続できる。 新製品は、IEEE802・15・4に完全準拠した2,4Gヘルツの無線部、ケーブルなどの物理的な接続や伝送方式を定めたPHY部、ネットワークのフレーム構造やアクセス手法を規定したMAC部などを業界で初めてワンチップにした。従来、外付けしていたMAC部を取り込むことで、CPUとのデータ通信を簡素化し、高速・ローパワーで小型パッケージを実現した。 同社では、温湿度センサーなどの子機を接続できるユビキタスセンサーネットワークのデモキットも準備している。 |
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