電波プロダクトニュース
040514_03
CMOSセンサーカメラモジュール ルネサス テクノロジはこのほど、携帯電話などのカメラ付き携帯端末用途向けに131万画素CMOSセンサーカメラモジュール「RPS30001H」を製品化、7月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は1万500円(税込み)。8月から当初20万個で量産を開始し、2005年4月には月50万個を生産の予定。 このカメラモジュールは、CMOSセンサーとカメラ信号処理LSIおよびレンズ機構を搭載したSXGA(1280×1024ピクセル)対応のメガピクセル・カメラモジュール。131万画素のデータ信号処理用に実績のある16ビットH8マイコンコアを搭載したカメラ信号処理LSIを新規に開発し、カメラの基本仕様である露出補正・色バランス・フリッカキャンセルなどをマイコン制御による自動調整で実現した。 また、従来のカメラモジュールでは外付けの専用ICやメモリーが必要であったデジタルズーム機能を業界で初めて内蔵させた。ズーム機能は8倍までの高機能多段電子ズームとなっている。 モジュールサイズは、小型の11.04×12.44×8.6ミリメートルを実現。システムをCMOSセンサーのノイズ低減対策とカメラ信号処理回路の最適化により色再現の良い高画質を実現した。消費電力も微細加工技術により150mWと130万画素クラスでトップクラスの低消費電力を得ている。 同社では、今後の展開としてオートフォーカスやメカシャッターなどの付加機能付きも今年第4四半期にサンプル出荷の予定である。さらに200万画素のカメラモジュールの開発も進める。 |
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