電波プロダクトニュース
040513_03
オーディオプロセッサーIC 新日本無線はこのほど、フラットテレビなどに搭載されている小型スピーカーでも、迫力ある低音再生が可能なオーディオプロセッサーIC「NJW1169」を開発、サンプル出荷を始めた。7月から月産20万個で量産に入る。サンプル価格は350円。 新製品は、テレビの音声ブロックに必要なボリュームや、バランス、トーンコントロール、オートゲインコントロールといった基本機能に加え、さまざまな音声処理機能をワンチップに取り込んだ。 とくに低音強調技術「トゥルーバス」は、実際に200ヘルツ程度しか再生できない小型スピーカーを搭載したPDP/LCDテレビやLCDモニターを使ったAV対応パソコンなどでも、出力されている音の差成分で、人間の耳にはあたかも50ヘルツの音が出力されているように再生される。 「搭載できるスピーカーが制限されるフラットテレビの音質向上に効果的」(同社)とみている。また、前面の2本のスピーカーのみで、後部にもスピーカーがあるように再生するバーチャルサラウンド技術「トゥルーサラウンド」、独自のサラウンド技術「エアラ」、人の声をより明瞭にする音質改善技術「BBE」なども内蔵している。 このほか、クロック400kヘルツのファーストモードに対応した2IICバスインターフェイスをサポートしている。パッケージはQFP64で供給する。 |
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