電波プロダクトニュース
040513_04
デジカメなどのポータブル機器用、検知スイッチを開発。 松下電子部品は、デジタルスチルカメラやMDプレヤーといったポータブル機器向け検知スイッチの新製品「1HLノーマルクローズ ディテクタースイッチ」をこのほど開発、7月にも量産に入る。月産数量は240万個。 新製品は、ポータブル機器のメカ・メディア検知用スイッチとしてディテクタースイッチに求められる要件の1つ、消費電力の低減を実現する。 検知状態時にスイッチ回路がオフになる独自開発のスイッチ接点機構を採用したノーマルクローズタイプの新製品を採用すれば、セット側でスイッチ回路のオン状態をオフ変換処理するためにこれまで必要だった回路処理を省けるため、消費電力の低減を実現できる。 また、ポータブル機器の小型化・薄型化を背景にニーズが高まっているディテクタースイッチ自体の一層の省スペース化も達成。独自の「U字状薄板ばね構造」の採用によりノーマルクローズタイプながらも接点構造の省スペース化に成功し、ノーマルクローズタイプとして業界最薄レベルの厚み一・二ミリと、投影面積4.4×4.0ミリを実現。 検知スイッチの小型化・薄型化に伴い、セットの駆動体メカとスイッチ取り付け位置の設定寸法が狭まる中、セット設計組立ての寸法精度を確保するのが課題となっているのを受け、ロングストロークタイプ(フルストローク2.15ミリ)をバリエーションに追加。位置合わせ精度の余裕度も確保する。 ESE18形NCタイプで、定格は50μA 3V DC〜10mA 5V DC。 接触抵抗と絶縁抵抗はそれぞれ1Ω以下(初期)と100MΩ以上(100V DC)。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト
|
|
ホームページへ戻る
|
次データへ
|