電波プロダクトニュース
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新GPU グラフィック・プロセッサー(GPU)大手のATIテクノロジーズ(本社=カナダ、K・Y・ホー会長兼CEO)の日本法人ATIテクノロジーズジャパン(黛登社長)は11日、PC用のGPU最新製品「RADEON X800」の販売開始を発表した。 コードネームR420PUとして開発されてきた同製品は、PC用のGPUとして現行最高のパフォーマンスを持つRADEON9800の倍の性能を持つ。 「チップは台湾TSMCの0.13マイ クロメートルのプロセスを使いメモリーにはGDDR3を採用するなどソフト面以外の製造技術にも注力し、パフォーマンスを得た」と同社は説明している。 PCの性能は、画像処理能力も重要な要素として求められるようになり、ビジネスPCにもGPU(グラフィック・プロセッシング・ユニット)搭載モデルが増えている。 基本的なPC仕様でもグラフィック表示は可能だが、データ量が大きいと処理に影響を与えて、表示遅れや再生映像や音声の途切れ、ノイズ発生を起こしてしまうことにもなる。 GPUはグラフィック処理専用のプロセッサーで、CPUに負担をかけずにハイクオリティーの映像再生を実現できる。 もともと、ゲームやアニメーションの3D動画再生を目的に開発されたものだが、本格的なマルチメディア利用が一般化し、ビジネスPCでも必須の機能となった。 PC各社から販売が始まった夏モデルのビジネスPCでも、GPU搭載は、性能をアピールする重要訴求ポイントになっており、富士通は、FMVデスクトップシリーズにATIのRADON9800を採用しており、今後X8000も導入される見込み。 RADEON X800はコアクロック520Mヘルツ・メモリークロック1.12Gヘルツ、ピクセルパイプライン16ピクセルの「X800プラチナエディション」と、475Mヘルツ・900Mヘルツ・12ピク セルの「X800PRO」の2種。 ASUS、GIGABYTE、MSIなどボードメーカーから製品が発売される。 |
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