電波プロダクトニュース



040501_02
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
5月1日040501_02 古河電工 光関連部品 光モジュール他

青色レーザー



 古河電気工業はこのほど、バイオ・メディカル分野に最適な、波長488ナノメートルの青色レーザーを製品化、販売開始した。今後、デバイス、機器、装置を含め、同事業領域を拡大していく。

バイオ・メディカル分野で、波長488ナノメートルの青色レーザーは、解析機器や蛍光顕微鏡によるDNA分析などへの適用により、大きな成長が期待されている。 同社では従来、光通信用エルビウム添加光ファイバーアンプの励起光として用いる、波長1480ナノメートル帯域と980ナノメートル帯域の光半導体レーザーメーカーとして、高い評価を得てきた。この技術を展開し、半導体レーザーと波長変換素子により波長488ナノメートル青色レーザーの開発に着手し、従来のアルゴンガスレーザーの欠点であった、寿命・出力・安定性を大幅に向上させることに成功した。

同製品は、世界で初めて、波長変換のために反射波形を最適化したファイバー・ブラッグ・グレーティングと偏波を精密に制御した波長976ナノメートル半導体レーザーを開発したもの。レーザー発振に重要な縦モードの安定化技術と波長変換素子を組み合わせることで、安定して半分の波長に変換することが可能となった。これにより部品点数の大幅な減少を実現し、さらに、光通信で使用しているデバイスで構成することで、高信頼性を達成した。


| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト |
|
ホームページへ戻る | 次データへ |