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デジタル・サラウンド專用LSI 
日本プレシジョン・サーキッツ（ＮＰＣ、東京都江東区福住2―4―3、五味佳文社長）は、ポータブルオーディオ機器向けに、音場効果を高めるデジタル・サラウンドプロセッサー専用ＬＳＩ「ＳＭ５９５３ＡＶ」を開発、サンプル出荷を始めた。9月から月産20万個で量産に入る。サンプル価格は420円（税込み）。 新製品は、2チャンネルステレオのデジタルオーディオ信号を入力し、デジタル信号処理回路と、ディレイ用内蔵メモリーにより、反射音やリバーブ成分などを合成する。これにより、臨場感あるサラウンド効果を付加できる。各種サラウンド効果のパラメーター設定は、3線式マイコンインターフェイスから行う。パラメーターは連続的に可変できるため、聞く曲によってサラウンド効果を変更可能。 動作電源電圧は2.5Ｖで、パワーダウン機能も内蔵しており、消費電力を低減できる。 パッケージは16ピンＶＳＯＰで供給する。 |
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