電波プロダクトニュース
040421_02
32ビットRISCマイコン 東芝はエアコンや冷蔵庫、洗濯機などの家電機器向けインバーター制御32ビットRISCマイコン「TMP19A70FYFG」=写真=(サンプル価格=2,000円)など4品種を商品化、6月から順次サンプル出荷を開始する。量産は8月から、量産規模は月10万個を予定している。 新製品は、米国MIPS社のアーキテクチャーをベースに新開発したTX19Aコアを採用するとともに、高精度なインバーターモーター制御回路と3相PWM回路など、モーター制御に必要な各種周辺回路を内蔵している。 動作周波数は56Mヘルツで、ほとんどの命令を1サイクルで実行できるため、同時に2つのモーターを制御しながら機器のプログラムを実行することができる。演算ユニットは専用ブロック化されており、演算結果の退避動作が不要で効率的に処理できる。 モーターの制御回路は、高速AD変換器で回転時の負荷の変化などを読み取り、高精度に駆動電流を整える正弦波駆動に対応しており、モーターの消費電流や騒音を抑制できる。 パッケージは、100ピンのQFPで提供される。 インバーターモーター用のマイコンはこれまで産業用分野で用いられていたが、近年は家電分野で省エネルギーや低振動・低騒音化を実現する部品として需要が拡大している。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト
|
|
ホームページへ戻る
|
次データへ
|