電波プロダクトニュース
040416_06
アルミ固体電解コン 日本ケミコンは、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサーの品揃えを一段と充実している。チップ型では新たに125度C対応品「PXHシリーズ」、リード型では超低ESR(等価直列抵抗)の大容量品と小型、低背化を実現した「PSCシリーズ」を開発した。 車載電装やデジタル機器といった成長分野に向けて随時、販売を開始する。 「PXHシリーズ」は規定寿命が105度C2000時間の従来品「PXAシリーズ」に対して同125度C1000時間の耐熱性を実現した。封口ゴムの改良などによって高温での耐電圧性能の改善に成功し、使用温度範囲を拡大した。 これによって、車載機器や液晶テレビ、PDP、通信機器などの高温環境下での高い信頼性が求められる用途への提案が容易になった。 2.5―20V定格で22―1000μFをカバー。サイズは6.3Φ×6―10Φ×8ミリメートル。 一方の「PSCシリーズ」はマザーボードなどに採用実績のある「PSAシリーズ」の超低ESR特性をそのままに、同等サイズにおける大容量化、同等特性における小型、低背化を推進した。 新製品は2.5―16V定格で270―2700μFをカバー。また、サイズは8Φ×8ミリメートル、8Φ×11.5ミリメートル、10Φ×11.5ミリメートル。ESRは6―9ミリΩ。 マザーボードやサーバー、コンピューター関連機器において、CPUの信号処理の高速化、高周波化が進むとともに低消費電力化のために低電圧、大電流化の技術傾向が強まっている。また、CPU近くへの搭載を可能にするため、低背化ニーズも強まっている。新製品はこうした動きに対応した。 |
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