電波プロダクトニュース
040409_08
システム向け電源IC ルネサス テクノロジはこのほど、車載用ボディ制御系システム向け電源IC「M59400FP」を製品化、9日からサンプル出荷を開始する。量産は5月から当初月4000個、2005年1月には月4万個を生産する予定。サンプル価格は630円(税込価格)。 このICは車載用ボディ制御系ECUのマイコンに5Vの安定した電流・電圧を供給するもの。 マイコンのI/Oポート補完用マルチプレクサーやリレーコイル駆動用ドライバー、マイコンへの各種リセット機能を1チップに内蔵し、低消費電力化を実現した。これによりシステムの小型化と低コスト化が図れる。 また、0.5ミクロンBi―CMOSプロセス採用により、低消費電流回路の5Vレギュレーターを構成。ICトータルのアクティブ状態での消費電流は160μAと低く、約90%消費電流を削減した。また、高耐圧プロセスの採用により、瞬間最大入力電圧耐圧を従来の45Vから60V(1秒間)に向上。バッテリーからのロードダンプサージが印加された場合ICを保護することができる。パッケージは、0.8mmピッチ36ピンSSOPで提供される。 |
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