電波プロダクトニュース
040409_07
業界最小のETC車載器向けRFモジュールを開発。 アルプス電気は8日、ETC車載器向けRFモジュールとして、従来シリーズ70%減の業界最小サイズとなる容積2.31ミリリットルを実現した「UGHP6シリーズ」を開発、今月下旬からサンプル出荷を開始すると発表した。 サンプル価格は2万円。今夏には、月産7万台の生産を予定する。 ETCは、今年4月1日時点で、全国の高速道路のほぼすべてとなる892カ所の料金所で導入されている(日本道路公団発表)。また。料金所での渋滞解消、キャッシュレス化によるユーザーの利便性などから、ETC車載器の搭載車数も、今年2月現在で、250万台を突破している。現在、このETCの普及に伴い、ETC車載器は、さらなる小型化、デザイン性の向上など、ユーザーニーズに合わせた多様化が求められている。 市製品は、ETC車載器への多様なニーズに対応し、小型化を実現したモジュール。小型化にあたり、高機能基板の採用による基板への部品内蔵化、ICベアチップおよび0603など小型チップ部品の採用、さらに、これら小型チップ部品の基板への両面実装と高密度実装により、外形サイズ22.4×22.4×4.6ミリメートルを実現した。 さらに、モジュールの高周波部では基本回路設計を踏襲し、独自の高周波回路技術、高周波回路シミュレーション技術により、従来品比70%の小型化を図りながらも、従来品と同等の性能を実現している。アンテナ内蔵タイプおよび、アンテナ外付けタイプのバラエティーを用意している。 |
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